小金井こども食堂えにしへようこそ
人と人とのご縁を大切に
東京都国分寺市で9年ほど『カフェ食堂enishi』として定食屋を営んでおりました。ビルの建て壊しで2020年12月に閉店して以降、沢山のご縁に恵まれて、この度、東京都小金井市にて、かねてより夢だった『こども食堂えにし』を開くことができました。
貧困、狐食、地域の人と関わる機会の減少など、子どもを取り巻く環境が問題視されている時代ですが、世代を超えて、枠にとらわれず、手を取り合って、人と人とのご縁を大切にして生きてほしい。
『こども食堂えにし』は、子どもたちが、普段関わりの少ない大人と共に、「遊ぶ、学ぶ、食べる、語る、創る」をキーワードに様々な課題を共有し、支え合い、人とつながる場所を作ります。
私たちの想い。
私は田舎育ちで、学校から帰るとすぐ近所の子どもたちと原っぱや公園で遊んで、近所の人に「おかえり」と声をかけてもらって、家に帰ると母がご飯を作っていて、父が仕事から帰って来て家族でご飯を食べる。そんなことが当たり前の日常でした。
今は、公園で遊んでいるこどもの声がうるさいと言われて公園が閉じられてしまったり、町内のこども会が機能していなかったり、共働きで1人でご飯を食べるこどもが増えて、こどもの居場所というものが問題視される時代になりました。
なんとかそんな時代を変えたい、何か自分に出来ることはないか、という想いを持った人たちが何かのご縁で集まりました。
漫画、サザエさんのように、丸いテーブルに集まって、今日はこんなことがあった、あんなことがあった、とみんなで話をしながら笑い合ったり、近所のいささか先生や酒屋さんが遊びに来て何かお裾分けをもらったり、、サザエさんを観ると何故か心がほっこりするのは、自分がそういう環境で育ったからだと思います。家族ではなくても、色々な世代の人が集まり、みんなで交流して、みんなが心ほっこりする。そんなこども食堂を、という夢を形にしたいと思っています。
子どもの遊びの可能性は無限大です。子どもの学びは自主的であるほど身に付きます。子どもの食事は給食のようにワクワクであってほしい。しかし、何かの事情で学校に行けない子どもたちはどこへ行けばいいのでしょうか。人と関わる機会が少なくテレビやゲームが友達の子どもはどこで遊んだらいいでしょうか。話したいことは沢山あるのに、聞いてくれる人がいない子どもは誰に話したらいいのでしょうか。虐待で幼い子どもの命が奪われるニュースは、もうたくさんです。
少しでも誰かの何かの力になれたら。子どもたちが笑顔で元気に暮らしてくれたら。ただ、それだけです。
共催団体のご紹介
・NPO法人東京学芸大こども未来研究所
・東京学芸大学こどもの学び困難支援センター
・一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構
・東京学芸大学 学生団体「ねすと」
協賛企業様
・パルシステム東京様より食材提供のご支援をいただいております /
協賛個人・団体様
・mix'SDG佐藤様より焼鳥缶、羊羹、クラッカー缶、スーパーバランス参加人数分(12/21開催分)
・えこる国分寺店の土田様より、リンゴ参加人数分(12/21開催分)
・一般社団法人osusowake様より、食糧品参加人数分(3/1,7/6/22開催分)
・森澤様より、和風出汁パック(12/21開催分)
・加治木様より、ひのひかり新米(12/21開催分)
・中岡様より、伊賀産コシヒカリ新米(3/1、5/25開催分)
・小金井市在住、匿名希望様・川上様・内川様・やす子様・松田様よりお米5〜15kg
・小金井市の川上様よりお米10kg
・荻上様、田嶌様、上田様、染谷様、齊藤様、野口様、浜村様、上野様、山中様、皆川様、小守様よりご寄付金
・ご参加いただきました保護者様よりご寄付金
皆様よりいただきましたご寄付とお心遣いに心から感謝いたします
スタッフ一同